プログラミングは難易度が高い?
プログラミングという言葉は、初めて聞く人にとっては難しく、複雑なもののように思えるかもしれません。
しかし、実際のところ、プログラミングは誰にでも学べるチャンスがあるスキルです。
では、プログラミングは本当に難易度が高いのでしょうか?
学校での勉強や漢字検定などの資格試験と比べると難しく感じると思います。
挫折率が高いとも言われますが、他の勉強でも挫折する人はするし、挫折しない人はしません。
大切なことは、難しいとわかっていても頑張りたいと思うかどうかです。
私は社会人になってもパソコンすら持っていませんでした。
就職するまでほぼパソコンを触ったこともありません。
しかもIT企業に就職したわけでもない。
しかし、今ではホームページを作ったり、簡単にデータをまとめたりできるくらいにはプログラミングができます。
実際、プログラミングの難易度は選ぶプログラミング言語や学習方法によって大きく変わります。
独学とスクールでは独学の方が挫折してしまう可能性が高いし、いきなりC#を勉強するよりはHTMLの方が簡単に勉強できます。
つまり、誰にでも学ぶことができる分、選ぶ言語と勉強方法が重要なのです。
人気のプログラミング言語10選

この章では人気のプログラミング言語10選を、内容や難易度も合わせて解説します。
Python(パイソン)
初学者へのオススメ度:★★★
Python(パイソン)は、初学者からエキスパートまで幅広く支持されるプログラミング言語です。
その人気の理由は、シンプルで読みやすい構文にあります。
幅広い用途で利用できることも魅力の一つで、ウェブ開発、データサイエンス、人工知能、機械学習、自動化、ゲーム開発などができ、現在ではchatGPTとの連携もできる言語です。
また、豊富なライブラリとフレームワークが提供されており、これらを活用することで、効率的かつ迅速にプロジェクトを進めることができます。
PythonはExcelの自動化やAPI連携にも使われているため、プログラミングを仕事にも活かしたいと考える方にもオススメです。
人気の言語なので、わからないことはすぐに検索でき、プログラミングの基本的な概念を学ぶのにも適しています。
Ruby(ルビー)
初学者へのオススメ度:★★
1990年代に日本のプログラマー、まつもとゆきひろ(Matz)によって開発され、その優れた可読性と使いやすさから、多くの開発者に支持されている言語です。
Rubyは動的型付け言語であり、変数の型を事前に指定する必要がないため、柔軟なプログラム作成が可能です。
Web開発やデータ処理、スクリプトの自動化、ゲーム開発など、多くの用途に利用され、Ruby on Railsと呼ばれるフレームワークは、Webアプリケーションの開発において特に人気があります。
SNSの開発やブログ作成、ショッピングサイトを作ることもできるため、プライベートでも活用したいと考える方にオススメです。
JavaScript(ジャバスクリプト)
初学者へのオススメ度:★★
JavaScript(ジャバスクリプト)は、ウェブページに動きをつけるための言語です。
ブラウザ上で直接実行され、ユーザーの操作に応じてページを動的に変更したり、アニメーションを追加したりすることができます。
HTMLやCSSと組み合わせて使うことができるため、初心者にも親しみやすく、変数、制御構造、関数、オブジェクトなど、プログラミングの基本的な概念を学ぶのにも最適です。
また、多くのフレームワークやライブラリが提供されており、効率的な開発ができます。
ホームページを作りたいと思ったら、HTML、CSSとともに学習することをオススメします。
HTML(エイチティーエムエル)
初学者へのオススメ度:★★★
HTMLは、ウェブページを作成するための言語です。
ウェブサイトの骨格となる部分を作成するために使用され、CSSと組み合わせて、見た目やスタイルを作ります。
HTMLは非常にシンプルで理解しやすく、情報もたくさんあるため、初学者に最も人気の言語です。
基本的なタグや要素を学ぶことで、テキストの見出し、段落、リンク、画像の挿入、テーブルの作成など、基本的なウェブページの構造を作成することができます。
この言語をマスターすることで、ウェブデザインと開発の基礎を習得し、魅力的なウェブページを構築することができます。
比較的短期間で習得できるため、少しでもプログラミングをしてみたいと考える方にオススメです。
CSS(シーエスエス)
初学者へのオススメ度:★★★
CSSは、ウェブページのスタイルやレイアウトを設定するためのスタイリング言語です。
HTMLがウェブページの構造を定義するのに対して、CSSはその構造に見栄えを与え、デザインするのに使われます。
テキストの色やサイズ、背景の設定、レイアウトの調整、アニメーションの追加などをすることができます。
スマートフォン、タブレット、パソコンなどの異なるデバイスでウェブサイトを見たときに最適な表示をできるのもCSSです。
色彩感覚やデザインのセンスを活かすこともできるため、オシャレなウェブページを作ってみたいという方にオススメです。
Java(ジャバ)
初学者へのオススメ度:★
Javaは企業のアプリケーション開発や大規模なシステムの構築に広く使用されています。
特徴的な点は、プラットフォーム非依存性です。
つまり、Javaで書かれたプログラムは、Java仮想マシン(JVM)と呼ばれる実行環境上で動作し、どのOS(オペレーティングシステム)上でも実行可能です。
そのため企業にとっては非常に使いやすい言語なのです。
Javaには、データ構造、ネットワーキング、マルチスレッド処理、データベース接続などが効率的に開発できる豊富な標準ライブラリもあります。
初学者にとっては難易度の高い言語ですが、会社で使うなどの理由がある場合はオススメの言語です。
PHP(ピーエイチピー)
初学者へのオススメ度:★★
PHPは、主にウェブ開発に特化した言語であり、動的なウェブページを作成するのに広く使用されています。
HTMLの埋め込みやデータベースとの連携、フォームの処理などを行うことができます。
例えばネットでの予約フォームです。
予約ボタンを押すと、入力した情報がお店に送られますが、これがPHPで作られています。
そのため、HTMLと組み合わせて使用されることが一般的です。
他にもさまざまな用途に使用されており、ブログ、フォーラム、CMS、Eコマースサイトなど、多くのウェブサイトやウェブアプリケーションで利用されています。
ホームページ制作を仕事にしていきたいと考える方にはオススメの言語です。
VBA(ブイビーエー)
初学者へのオススメ度:★★
VBAは、Microsoftが提供するプログラミング言語で、主にMicrosoft Office製品(Excel、Word、Access、Outlookなど)で使用できるマクロと呼ばれるものです。
Office製品の入ったパソコンであればソフトをインストールする必要もなく始められます。
Excelのセルに対して計算を自動的に行ったり、特定の条件に基づいてデータを整理したり、Word文書を自動生成したりすることができるため、仕事の効率化に最適な言語です。
普段使いなれているExcelやWordで動作が見れることから初学者にも人気です。
私も一番初めに勉強したのはVBAでした。
インターネット上にもエラーの解消方法や勉強方法が多くあり、スムーズに勉強できる言語です。
手軽に始められるため、とりあえずプログラミングを始めてみたいという方にオススメです。
C#(シーシャープ)
初学者へのオススメ度:★
C#はアプリケーション開発に広く使用されています。
Windowsアプリケーション、ウェブアプリケーション(ASP.NET)、サービス、ゲーム、モバイルアプリケーションなど、さまざまな用途で利用されています。
また、Javaと似ているため、C#を勉強するとJavaも理解しやすいという特徴があります。
Javaと同じく、初学者にとっては勉強するのが難しい言語ですが、ゲーム開発などを目標にしているなら挑戦するのもオススメです。
Go(ゴー)
初学者へのオススメ度:★
Goは実行速度が求められるアプリケーション開発に特に適しています。
この言語は、並行処理や並列処理をサポートするためのゴルーチン(goroutine)とチャネル(channel)といった概念を持っており、効果的な並行プログラムを書くことができます。
GoはWebサーバーやAPIサーバー、クラウドサービス、ネットワークプログラムなどの開発に広く使用されています。
実行速度が速いため、高度なパフォーマンスを要求されるアプリケーションの開発に向いています。
初学者には向きませんが、他の言語を勉強した後の選択肢としてオススメです。
初学者にオススメの言語3選

ここまで10個の言語を紹介しましたが、中でも特に初学者にオススメな言語と勉強の始め方を紹介します。
HTML(エイチティーエムエル)
初学者に最もオススメな言語がHTMLです。
HTMLは早ければ数日から数週間でも習得することができます。
見出しや本文、画像を入れるタグを学ぶことでホームページの構造を作れるので、エラーになることが少なく挫折しにくい言語です。
エラーが少ないため、独学での勉強にも向いています。
勉強方法の参考としては
STEP1:タグの種類を検索する
STEP2:一つ一つのタグの使い方を調べる
STEP3:実際に作ってみる
あとは、STEP2と3を繰り返していきます。
HTMLの作成方法はいくつかありますが、パソコンに入っているメモアプリでも作成することができます。
普段メモを使うときは「.txt」という拡張子で保存されていますが、名前を付けて保存するときに「.html」にするとHTMLファイルになります。
しかし、タグの予測変換やエラーチェックなどを考慮すると、ソフトをダウンロードして使うことをオススメします。
「Visual Studio Code」という無料ソフトが使いやすいです。
HTMLを勉強してみようと思ったら、ぜひダウンロードしてみてください。
CSS(シーエスエス)
CSSはHTMLを勉強する人にオススメな言語です。
HTMLで作ったホームページの構造を見やすくデザインするのがCSSです。
コードを書いた分、変化が目に見えるので、わかりやすいです。
例えば、文字の大きさや色を変える、画像の大きさを調整する、線で囲うなど細かい調整ができます。
HTMLと同じく、Visual Studio Codeを使って「.css」という拡張子で保存することでCSSファイルを作れるので、新たなソフトをダウンロードする必要もありません。
CSSはHTMLとセットで勉強できる言語です。
JavaScript(ジャバスクリプト)
JavaScriptはHTMLとCSSで作ったホームページに動きを付けることができます。
スクロールするとフワッと画像が出てきたりするアニメーションもJavaScriptで作られています。
勉強の難易度はHTMLやCSSに比べて難しめですが、変数や関数など、プログラミングの基本的な概念を学ぶことができます。
後々、他の言語を勉強することになっても、JavaScriptを勉強しておくとスムーズに理解できます。
勉強するときは、作ったホームページに「ハンバーガーメニュー」を付ける、「スライドショー」にするといった動きから挑戦してみることをオススメします。
まとめ:何を作りたいかが重要

プログラミング言語の選択は、目標や興味に合わせて行うことが大切です。
例えばゲームを作りたい人がホームページを作るHTMLを勉強してもモチベーションが維持できるとは思えません。
何を作りたいのかを明確にし、その目標に向かって学んでいくことで、プログラミングを楽しく学ぶことができるでしょう。
一回目は挫折してもいいんです。
必ず完璧に覚えなければならないということもありません。
プログラミングを勉強してみたいなと思ったら、なぜ勉強しようと思ったのか理由を考えてみてください。
仕事を効率化したいと思ったのがきっかけであればVBAなどを、とりあえずできたらカッコ良さそうと思ったのなら簡単なHTMLをというように自分が続けられそうなものを選ぶことが大切です。

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